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おすすめ介護本
「失禁・排泄ケア」をよりオープンにしていくためには、排泄ケアそして介護全般について現状を把握するとともに、正しい知識を共有していくことが大切だとアテントは考えます。
ここに紹介しました本は、質の高いケアを長く続けていくための「がんばらない介護生活」のヒントとなる、排泄ケアや高齢者の介護に関する、比較的読みやすくわかりやすいものです。排泄ケアについてより深く知りたい方、排泄ケアや介護に関わる勉強会等の資料をお探しの方などの参考に、是非ご利用ください。
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がんばらない
著者:鎌田實/出版:集英社
医者と患者の心のかよい、患者と家族のあたたかい絆、看護婦さんたちの献身…。諏訪中央病院院長である著者が「ぼくの先生たち」である患者やその家族との交流を描くエッセイ。
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介護の達人—家庭介護がだんぜん楽になる40の鉄則
著者:羽成 幸子/出版:文春文庫
祖父、祖母、実父、実母、姑の計5人の介護体験をもとに、介護する側される側の心のあり方を、ユニークな発想と介護哲学でわかりやすく紹介。
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ケアの心理学—癒しとささえの心をさがして
著者:渡辺俊之/出版:ベスト新書
現代ほどケアの重要性が叫ばれている時代はない。ケアする/ケアされる人間関係に精神医学の立場から光をあて、ケアを困難にさせるさまざまな心理的トラブルや精神症状についての正しい理解と現実的な対処の方法を解説する。
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介護予防—寝たきりを防ぐ暮らしのヒント(みんなの介護)〈8〉
著者:岡本祐三/出版:法研
自立した生活か寝たきり生活か、決めるのはあなたの心掛けと工夫次第。介護予防の重要性を説き、安全で暮らしやすい住まいや食事の工夫、外出のすすめ、物忘れについての知識など、寝たきりを防ぐための暮らしのヒントを提供。
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高齢者医療と福祉
著者:岡本祐三/出版:岩波新書
超高齢社会へ向かいつつある日本。誰でもが豊かな老いを迎えられる処方箋はあるのだろうか。長年高齢者の地域医療に携わり、訪問看護を先駆的に導入し、さらに行政にも提言している著者が、介護などいまの問題点をみずからの体験をもとに指摘しながら、ターミナルケア、公的介護保険など、これからの医療・福祉のありかたを熱く語る。
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介護保険の教室—「自立」と「支え合い」の新秩序
著者:岡本祐三/出版:PHP新書
制度創設に携わった学者の立場から、介護保険の基本的理念やその意味を改めて世に問う。(ブックレビュー社)
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自立支援とはなにか—高齢者介護の戦略
著者:ルシア・ガムロス/出版:日本評論社
ナーシングホームやケアハウスなどの長期ケア施設には、身体・認知能力の衰弱のため、自分が施設スタッフから受けている介護サービスに対して意思表示ができない入居者が多数いる。その中で著者は、これら入居者の自己決定と自立を促進する現在の最適な方法を提示する。本書は、著者が所属するベネディクトン・ナーシングセンター長期ケア研究所(米国)が93年に主催した長期ケアに関する「コンセンサス会議」の報告を中心にまとめたもの。(ブックレビュー社)
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こちら、お漏らし110番—排泄とそのケアにズバリお答えします
著者:西村かおる/出版:中央法規出版
日本コンチネンス協会は、排泄障害が問題にならない社会づくりを目指して創設された。日本コンチネンス協会の電話相談に寄せられた事例を中心に、排泄障害への基本的な考え方、また具体的な対応方法を示す。
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シニアに便利な生活グッズ
著者:浜田きよ子/出版:晶文社出版
年を取れば誰もが抱える体の不便。でも、憂鬱になる必要はない。自分の体に合う工夫なり、毎日を生き生きと過ごすことができる。実際に使ってみて確かめた便利な品物120種を厳選し、さまざまなエピソードとともに紹介。シニアライフを充実させる、うれしいガイドブック
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痴呆性高齢者ケア—グループホームで立ち直る人々
著者:小宮英美/出版:中公新書
痴呆性高齢者の数は全国で100万人を超え、誰もがこの新しい"隣人"と共存する時代となった。否定的なイメージで語られてきた痴呆性高齢者だが、じっくりつきあってみると、彼らは決して理解不可能な存在ではない。本書では、従来の病院に代わって、痴呆性高齢者の生活を積極的に支える場として注目されているグループホームがどのように活用されているのか、長期間の取材をもとにケアの実際を報告し、これからの課題を提示する。