記事公開:2024.11.14
排泄介助は、高齢者や障害を持つ方々の尊厳を守りながら、生活の質を向上させる重要なケアのひとつです。適切な排泄介助をすることで、介助を受ける方の自立を支援し、より活動的な日常生活を促進することができます。
今回は、排泄介助の種類や手順とポイントのほか、注意点について解説します。
排泄介助とは、麻痺や筋力低下などのため体が思うように動かせず、排泄にまつわる行為を自力で行うことが難しい方の排泄をサポートすることです。
トイレまでの移動のサポートや、差込便器を使った排泄のサポート、大人用紙おむつの交換など、介助内容は多岐にわたります。正しい排泄介助は、介助を受ける方の体を清潔に保ち、感染症予防にもなります。
その一方で、排泄はプライベートな行為のため、介助を受ける方は、サポートを必要とする自身の状況に精神的ダメージを受けることもあります。また、排泄の失敗は介助を受ける方の自尊心を傷つけかねません。
排泄介助を行う際は、介助を受ける方のプライバシーや尊厳を守るよう、十分に配慮する必要があります。
介助を受ける方のプライバシーや、尊厳を守ることが重要な排泄介助。具体的に、どのようなことに気をつけて行うべきなのでしょうか。
ここでは、排泄介助を行う際に気をつけるべき、4つのポイントをご紹介します。
排泄介助で最も気をつけなければならないのが、介助を受ける方の自尊心を傷つけないことです。排泄を手伝ってもらうのは、誰でも抵抗があります。表情や視線、声かけには十分注意して、介助を受ける方が不快に感じないよう配慮しましょう。
また、排泄物の量やニオイについて言及したり、失禁などの排泄の失敗を責めたりすることは、介助を受ける方の自尊心を大きく傷つけ、心を閉ざしてしまう原因になります。必ず介助を受ける方の立場に立った対応を行ってください。
介助を受ける方が自力でできることは、なるべく本人に任せましょう。介助を受ける方のペースを見守り、できることとできないことを見極めることが大切です。可能な限り自分で排泄することでプライバシーを保護できれば、尊厳や自尊心を守ることにつながります。
また、トイレまでの移動や立ち座り、ズボンの上げ下げなどを自分ですることは、筋力低下や生活意欲の低下を防ぐことにもなります。
介助する方は、介助を受ける方の排泄の頻度やタイミングを把握しておくことで、トイレへ誘導しやすくなり、排泄の失敗を減らすことができます。1日の排泄回数や時間、排泄量などを記録した排泄日誌をつけて、排泄サイクルを理解するのが有効です。
また、一日の中でトイレに行く時間やタイミングを決めて習慣化しておくのもいいでしょう。
なお、認知症の方の場合、尿意や便意を伝えられないこともあるため、行動や様子を注意深く観察してください。
介助をする方に気を使ったり、トイレに何回も行くことを億劫に感じたり、排泄で失敗することをおそれたりして、介助を受ける方が水分摂取を控えることがあります。しかし、水分の摂取量が減ってしまうと、脱水症状や便秘を起こしてしまい、体調の悪化につながる可能性も。
介助を受ける方にトイレのことは気にしなくてもいいことを伝え、積極的に水分をとるように促しましょう。
排泄介助では、介助を受ける方の状況に合わせて、適切なサポートを行う必要があります。ここでは、4つの排泄介助について解説します。
なお、排泄介助を行う際は、どのくらいサポートが必要なのかを、介助を受ける方と相談した上で介助の内容を決定しましょう。
トイレ介助とは、自力で歩くことができる方や、車椅子で移動できる方の、トイレまでの移動や排泄をサポートする介助です。自力でトイレに行くことで筋力を維持できるほか、トイレで排泄ができることに自信が持てるといった特長があります。
ポータブルトイレとは、便座、排泄物用のバケツ、蓋が一体になった持ち運びできる簡易トイレです。ポータブルトイレを利用した排泄介助のことを、ポータブルトイレ介助といいます。
ベッドから起き上がることはできてもトイレまでの移動が難しい場合などに、ベッドの近くでポータブルトイレ介助を行います。トイレまで移動できなくても自力で排泄できるため、介助を受ける方の自信につながることが特長です。室内で排泄することに抵抗のある方もいるため、ポータブルトイレを設置する際には、本人に丁寧に説明することが大切です。
また、日中はトイレで排泄している方も、夜間だけポータブルトイレを使用するという選択肢もあります。介助する方にとって夜間のトイレ介助の負担が大きい場合や、夜間の歩行が不安定な場合などに有効です。
差込便器・尿器による介助は、寝返りなどベッドの上で姿勢を変えることはできるけれど、自身で移動するのが難しい場合や、寝たきりの状態でも便意・尿意を自分で伝えられる場合などに行う排泄介助です。差込便器・尿器とは、寝たままの状態で便や尿を受けることができる容器のことで、尿器には男性用と女性用があります。
手の届くところに尿器を置いておくなど、環境を整えれば、介助を受ける方が自身で排泄をすることも可能です。とくに排尿は回数が多いため、自分で尿器をあてて排泄ができる場合は、自分で行なってもらいましょう。
おむつ介助は、便意や尿意を感じられない場合や、排泄をコントロールできない場合、意思疎通ができない場合などに行う排泄介助です。
おむつ介助の際は、大人用紙おむつを使用します。自力ではけるパンツタイプと介助する方に交換してもらうテープタイプがあり、介助を受ける方の状況に応じて、適したものを使用します。
また、内側に尿取りパッドを併用すると、おむつ交換が簡単にできるようになるほか、より経済的に使用できます。
自力でトイレまで歩くことができる方や、車椅子に乗ってトイレまで移動できる方に行うトイレ介助。では、トイレ介助はどのような手順で行うのでしょうか。注意点と併せてご紹介します。
<トイレ介助の手順>
1. トイレへ移動する
排泄のタイミングに合わせて、トイレへ移動します。
2. ズボンと下着をおろす
トイレに到着したら、お尻を便器の方に向け、手すりにつかまってもらうか、壁に寄りかかってもらっている状態で、ズボンと下着をおろします。自力でできない場合は、介助する方が手伝います。
3. 便座に腰掛ける
手すりにつかまってもらうか、両手を介助する方の首に回してもらい、腰を支えながら、ゆっくりと便座に腰掛けてもらいます。座った状態で足が床にしっかりとつき、姿勢が安定しているかを確認します。
4. 排泄が終わるまで、トイレの外で待つ
排泄中は、ドアを少し開けてトイレの外で待ちます。座位が安定しない場合は、介助者が体を支えて用を済まします。排泄中は、下腹部に大きめのタオルをかけるなどして、プライバシーに配慮しましょう。
5. 排泄後、体調をチェックする
排泄が終わった合図があったら、トイレに入ります。合図がない場合は、急かさないように言葉選びに考慮しながら声かけをします。排泄時に力むと血圧が上がる場合があるので、めまいを起こしていないかなど体調をチェックしてください。
6. 陰部を拭き取る
排泄後、自分で拭き取ることができない場合は、手すりにつかまってもらうか、便器に浅く腰掛けてから腰を浮かせてもらい、陰部を前から後ろに素早く拭き取ります。このとき、健康状態に問題がないか、排泄物や皮膚の状態をさりげなく確認してください。
その後、手すりにつかまってもらい、下着とズボンを上げます。
7. 部屋に戻る
介助を受ける方が、元いた場所までいっしょに戻ります。その際に、うまく排泄ができたことを喜ぶなど、前向きな言葉をかけることも大切です。
トイレ介助を行う際は、トイレまでの移動や、ズボン・下着の上げ下げ、便座に座る、排泄後の拭き取りなど、自分でできることはなるべく自分でやってもらうようにしましょう。
介助が必要な場合も、「お手伝いできることがあればいつでも声をかけてくださいね」などと、介助を受ける方の自尊心を傷つけないような言葉選びに気をつけながら、介助を行うようにしてください。
ベッドから起き上がることはできてもトイレまでの移動が難しい場合や、夜間のみポータブルトイレを利用する場合などに行う、ポータブルトイレ介助。ポータブルトイレ介助の手順と注意点を紹介します。
<ポータブルトイレ介助の手順>
1. ポータブルトイレを用意する
ベッドの横に、ポータブルトイレを用意します。このとき、ポータブルトイレが介助を受ける人に合った高さで安定しているか確認してください。
また、トイレットペーパーやウエットティシュー、手袋など、排泄介助の際に必要なものを準備します。
2. ポータブルトイレへ移動する
準備が終わったら、トイレの声かけをして、ゆっくりとベッドから体を起こしてもらいます。ベッドから立ち上がる際には、両手を介助する方の首に回してもらうといいでしょう。立ち上がったら、片足を1歩前に出し、この足を軸に90°体を回して、便器におしりを向けてもらいます。
3. ズボンと下着をおろす
手すりがある場合はつかまってもらい、ない場合は介助する方が体を支えます。介助を受ける方の姿勢が安定したら、ズボンと下着をおろします。可能なら自分で行ってもらいましょう。
4. 便座に腰掛ける
ゆっくりと便座に座ってもらい、床に足がしっかりついているか確認します。
5. 排泄後、陰部を拭く
排泄中は、すぐに対応できる位置に離れて待機して、終わったら声をかけてもらいます。自分で拭き取ることができない場合は、介助する方がおしりを前から後ろに素早く拭き取ります。力むと血圧が上がる場合があるので、めまいを起こしていないかなど体調をチェックしてください。
6. ズボンと下着をはく
可能なら、自分でズボンと下着を上げてもらいます。難しい場合は手すりにつかまるか介助をする方に支えてもらい、介助を受ける方の姿勢が安定した状態で、介助する方がズボンと下着を上げます。
7. ベッドへ戻る
アルコールなどで介助を受ける方の手指を消毒して、ポータブルトイレに移動したのと逆の手順で、ベッドに戻ってもらいます。うまく排泄ができたことを喜ぶなど、前向きな言葉をかけるようにしてください。
8. 後処理を行う
ポータブルトイレのバケツを取り出した後、トイレットペーパーなどで内部の汚れを拭き取り、排泄物はトイレへと流してください。バケツを洗う場合は、浴室のシャワーを使用するのがおすすめです。室内で使うポータブルトイレはニオイが発生しやすいため、迅速に清掃することが重要です。
室内にポータブルトイレを置くことに抵抗を感じる場合は、デザイン性のある家具調タイプや蓋付きのタイプなどもあります。本人の希望や部屋の状況を考慮して適したものを選ぶといいでしょう。
また、テレビをつけたり、音楽を流したりすることで、排泄中の音が気にならないようにする工夫も必要です。排泄後はすみやかに掃除をして換気などを行い、室内を清潔に保ちましょう。
寝返りなどベッドの上で姿勢を変えることはできるけれど、自身で移動するのが難しい場合や、寝たきりの状態でも便意・尿意を自分で伝えられる場合などに行う差込便器・尿器による介助。
ここでは、ベッド上で差込便器・尿器による介助を行う手順と注意点を紹介します。
<差込便器を使用する介助の手順>
1. 布団をたたみ、差込便器をセットする
布団をたたみ、介助を受ける方の足元にまとめます。その後、介助を受ける方のズボンと下着をひざ下程度までおろします。差込便器の汚れを軽減し、飛び跳ねを防止するために、事前に差込便器の中にトイレットペーパーを敷いておくことをおすすめします。
2. 差込便器をおしりの下に入れる
介助を受ける方に、仰向けに寝て膝を立て、腰を浮かせてもらい、差込便器をおしりの下に入れます。腰を浮かすことが難しい場合は、横向きにし、お尻の下に便器を差し込みます。
3. 上体を起こす
介護ベッドのリクライニング機能を使うか、リクライニング機能がない場合は背中にクッションや枕を挟んで、上体を起こしてもらいます。上体を起こすことで、腹圧がかかりやすくなります。
4. 排泄が終わるまで待機する
排泄が終わるまで、近くで待機します。なお、介助する方が差込便器を押さえる必要がある場合は、下腹部に大きめのタオルをかけてプライバシーに配慮しましょう。
5. 拭き取りを行い、服を着せる
排泄が終わったら、陰部を前から後ろに拭き取り、ズボンと下着を上げます。
6. 排泄物を処理する
差込便器内の排泄物をトイレに流して、便器を洗います。このとき、排泄物の色や状態を観察して、介助を受ける方の健康状態を確認します。
<尿器を使用する介助の手順>
1. 布団をたたみ、ズボンと下着をおろす
布団をたたみ、介助を受ける方の足元にまとめ、ズボンと下着をひざ下程度まで下ろします。このとき、おしりの下にタオルなどを敷くことで、ベッドの汚れを防ぐことができます。
2. 尿器をあてる
尿器を陰部にあてます。男性は仰向けや横向きに寝た状態、女性は仰向けの状態で尿器をあててください。可能であれば、尿器を自分で持ってもらうと、プライバシーや自尊心を守ることができます。
3. 排泄が終わるまで待機する
排泄が終わるまで、近くで待機します。介助する方が尿器を押さえる場合は、下腹部に大きめのタオルをかけるなど配慮しましょう。
4. 拭き取りを行い、服を着せる
排泄が終わったら陰部を拭き取り、ズボンと下着を上げます。
5. 排泄物を処理する
溜まった尿をトイレに流して、尿器を洗います。このとき、尿の色や状態を観察して、健康状態をチェックすることをおすすめします。
差込便器・尿器を使っての排泄はベッドの上で行うため、心理的な抵抗感からうまく排泄ができないこともあります。介助する方は部屋から出るなど、介助を受ける方がリラックスできるように配慮してください。
排泄の失敗はトラウマとなる可能性もあるため、排便・排尿時にシーツや寝具を汚さないよう防水シーツを使うなど、あらかじめ準備しておくことが大切です。
便意や尿意を感じられない場合や排泄をコントロールできない場合、また意思疎通ができない場合に大人用紙おむつを使用します。大人用紙おむつには2つのタイプがあり、介助があれば立ったり座ったりできる方はパンツタイプ、寝て過ごすことが多い方はテープタイプを使用するのが一般的です。
ここでは、大人用紙おむつを交換するときの手順と注意点を、タイプ別にご紹介します。
<パンツタイプ紙おむつの交換の手順>
1. 立ち上がった状態でズボンを脱がす
介助を受ける方に手すりなどにつかまって立ってもらい、ズボンを脱がします。
2. 古い紙おむつを脱がす
古い紙おむつを下着のように下げるか、横のつなぎ目を下(太もも側)から引っぱるように破いて脱がします。この際、汚れがほかの部分に広がらないよう、注意してください。
3. 汚れを拭き取る
介助を受ける方の陰部を、前から後ろへ向かって拭き取ります。トイレットペーパーやおしりふきなどで大きな汚れを拭き取ってから、おしりふきで陰部や肛門、おしり全体を拭き取りましょう。
その際、おしりにかぶれなどがないか、皮膚の状態も確認してください。
4. おしりを保湿する
おしりや陰部が清潔になったら、保湿剤やスプレーなどでおしりを保湿します。
5. 新しい紙おむつを着用する
介助を受ける方に、トイレの便座か椅子に腰掛けてもらいます。介助する方は、交換する新しい紙おむつの中に手を入れて前後に2~3回伸ばし、ギャザーをしっかり立たせます。尿とりパッドを併用する場合は、ギャザーの内側に収めてください。
6 紙おむつを引き上げる
介助を受ける方の左右の足をそれぞれ紙おむつに通し、ひざのあたりまで上げます。次に、手すりなどにつかまって立ってもらいます。介助する方は介助を受ける方の後ろ側に立ち、紙おむつをウエストまで引き上げましょう。最後に、パンツ用パッドがよれていないか、きちんとギャザーの中に収まっているか、すそをめくって確認します。
7 ズボンをはかせる
紙おむつの着用が完了したら、ズボンをはかせます。
<テープタイプ紙おむつの交換の手順>
1. 立ち上がった状態でズボンを脱がす
介助を受ける方に手すりなどにつかまって立ってもらい、ズボンを脱がします。
2. 紙おむつを外す
新しい紙おむつと尿取りパッドを広げて準備をした上で介助を受ける方のズボンを脱がし、汚れた紙おむつのテープを外します。
3. 汚れを拭き取る
新しい紙おむつを古い紙おむつの横にセットして、介助を受ける方を横向きにしてから汚れを拭き取ります。トイレットペーパーやおしりふきなどで大きな汚れを拭き取ってから、おしりふきで陰部や肛門、おしり全体を拭き取ります。その際に、おしりにかぶれなどがないか、皮膚の状態も確認してください。
4 おしりを保湿する
おしりや陰部が清潔になったら、保湿剤やスプレーなどでおしりを保湿します。
5 汚れた紙おむつを取り除き、新しい紙おむつを腰の下に入れる
汚れが紙おむつまで浸透していないときは、パッドのみ交換します。介助を受ける方を反対向きにして汚れた紙おむつを取り除き、新しい紙おむつを腰の下に入れて広げます。
6 紙おむつをあててテープをとめる
介助を受ける方に仰向けになってもらい、新しい紙おむつのテープをとめて整えます。
7 ズボンをはかせる
下着とズボンを元に戻します。このとき、ズボンにしわがあると床ずれの原因にもなるため、しっかりと伸ばしてください。
紙おむつを交換する際は、無言で行うのではなく、動作の前に必ず声をかけましょう。また、大人用紙おむつにはさまざまなタイプがあるため、介助を受ける方の状態に合ったものを選ぶことが大切です。
紙おむつをしているとおしりがムレてしまうこともあり、場合によってはかぶれを引き起こすこともあります。肌のケアにも気を配ることをおすすめします。
おむつかぶれについては、下記のページをご覧ください。
大人のおむつかぶれの原因とは?ケア方法や対処法を解説
監修者のご紹介
中谷ミホさん
介護福祉士、ケアマネジャー、社会福祉士、保育士。福祉系短大を卒業後、介護職員・相談員・ケアマネジャーとして介護現場で20年活躍。現在は介護業界での経験を活かし、介護に関わる記事を多く執筆。介護・福祉関連書籍の監修も手掛けている。
排泄介助は、介助を受ける方の尊厳に関わる重要な行為です。適切な紙おむつを使うことで、介助を受ける方と介助をする方、両方の負担を軽減することができます。
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「アテント 昼1枚安心パンツ 長時間快適プラス」については、下記のページをご覧ください。
アテント 昼1枚安心パンツ 長時間快適プラス Mサイズ 男女共用
アテント 昼1枚安心パンツ 長時間快適プラス Lサイズ 男女共用
アテント 昼1枚安心パンツ 長時間快適プラス Mサイズ 女性用
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「アテント 消臭効果付きテープ式 背モレ・横モレも防ぐ」については、下記のページをご覧ください。
アテント 消臭効果付きテープ式 背モレ・横モレも防ぐ S
アテント 消臭効果付きテープ式 背モレ・横モレも防ぐ M
アテント 消臭効果付きテープ式 背モレ・横モレも防ぐ L
アテント 消臭効果付きテープ式 背モレ・横モレも防ぐ LL
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※1 1回の吸収量150mlとして。数値は大王製紙測定法によるもの。
※2 センターラインの矢印は、吸収体の狭いほうを示しています。バックシートには商品名も入っています。
「アテント 夜1枚安心パッド ムレを防いで長時間吸収 4回吸収」については、下記のページをご覧ください。
アテント 夜1枚安心パッド ムレを防いで長時間吸収 4回吸収
排泄介助は非常にデリケートな行為のため、自尊心を傷つけることのないよう、介助を受ける方の状況や心情に寄り添った介助方法と、排泄ケア用品を使うことが大切です。
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排泄介助を行う上で最も気をつけなければならないのが、介助を受ける方の自尊心を傷つけないことです。そのほか、自分でできることはやってもらう、排泄のタイミングを把握する、水分摂取を控えさせないといったことに注意する必要があります。
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