記事公開:2024.5.27
寝て過ごすことが多い方の介護において、毎日必ず行うのがおむつ交換です。排泄ケアは介護をする方にとって、また介護を受ける方にとっても、心身への負担がとても大きいもの。一日に何度も行うケアですから、お互いの負担をできる限り減らすことが大切です。
ここでは、寝て過ごすことが多い方のおむつ交換を行う際、注意すべきことや事前準備、具体的な交換手順などをご紹介します。
おむつ交換は、介護をする方だけでなく、介護を受ける方にとっても身体的および心理的な負担が大きいものです。介護を受ける方にとって、ご自身の排泄を誰かにケアしてもらうことは、「恥ずかしい」「迷惑をかけている」といった思いへとつながりやすいもの。その結果、自分を責めてしまったり、自尊心が傷ついてしまったりすることがあります。
毎日行うケアだからこそ、可能な限りお互いの負担を軽減することが大切。そのポイントとなるのは、「素早く手際の良い行動」と「動作の前の声掛け」です。
おむつ交換は、素早く手際良く行うことがポイント。テキパキとした無駄のないおむつ交換は、介護を受ける方のストレスを軽減できます。事前に必要なアイテムを準備しておき、交換手順をきちんと頭に入れておきましょう。
おむつ交換の各動作を行う前に、介護を受ける方に必ず「次は何をするか」をきちんと声掛けしてください。
声掛けは、介護を受ける方への配慮と尊重の表れですし、これから何をされるのかを理解して、協力してもらうためにも重要です。また声掛けをすることで、予期せぬ動きにびっくりして、ケガをする危険を防ぐこともできます。
寝て過ごすことが多い方のおむつ交換は、個人差がありますが1日4~6回程度行うのが一般的。毎日何度も行うからこそ、適切な準備が必須となります。おむつ交換時に用意しておきたいアイテムは、下記のとおりです。
・介護用エプロン
介護用エプロンは、介護をする方が自身の衣服を汚れから守るために必要です。衛生面や後片付けのことを考えると、できれば使い捨てのエプロンが理想的。ですが、難しい場合は専用のエプロンを用意して、こまめに洗濯をしましょう。
・使い捨て手袋
使い捨て手袋は、介護をする方自身の手が排泄物で汚れるのを防ぎ、感染症のリスクを減らします。
・トイレットペーパー、ティシューペーパー、おしりふき
介護を受ける方の体についた汚れを拭き取るために、トイレットペーパーやティシューペーパー、おしりふきなどを用意しておきます。おしり拭きは、ノンアルコールタイプを使用します。オイルが含まれている商品なら、滑りが良く皮膚への刺激も軽減できます。また、皮膚が弱い場合は、ヒアルロン酸などが配合されたものを使用するのがおすすめです。
・ポリ袋
おむつ交換時には、ポリ袋を複数用意しておきましょう。おむつ交換に使用したトイレットペーパーやおしりふき、使い捨て用品、使用後のおむつなどを手早く入れて口を縛ることで、ニオイや周りを汚してしまうリスクを低減できます。
・陰部洗浄用ボトル(お湯)、ボディソープ
陰部の汚れを洗うために、ぬるま湯を入れた洗浄用ボトルとボディソープを用意します。シャワー状にお湯を出すことができる市販の陰洗ボトルのほか、ペットボトルのキャップに穴をいくつか開けて、自作したものでも構いません。なお、やけどをすることがないよう、ボトルの中に入れるぬるま湯の温度にご注意ください。また、固形石鹸よりも、肌への刺激が少ない弱酸性タイプで、泡状に出るボディソープがおすすめです。
・タオル
陰部を洗浄した後、ぬれた体を拭き取るためにタオルを用意します。ムレや肌荒れの予防になりますし、寝具をぬらしてしまう心配も減ります。
・洗面器、またはバケツ
固く絞った温かいタオルを用意したり、汚れたタオルを洗ったりするために、お湯を入れた洗面器やバケツを用意しておきます。こぼしてやけどをすることがないよう、十分にご注意ください。
・新聞紙
新聞紙は、使用済みのおむつを包んで捨てたり、介護を受ける方の体の下に敷いて寝具の汚れを防いだりと、さまざまな場面で活躍します。
・ケアシーツ
おむつ交換による寝具の汚れを防ぐため、介護を受ける方の体の下に敷くケアシーツを用意します。
・おむつ(テープタイプ)&尿とりパッド
寝たきりの状態でも交換しやすい、テープタイプのおむつを用意します。また、テープタイプおむつ専用の尿とりパッドを組み合わせて使用すると、尿取りパッドの交換だけですむ場合もあります。紙おむつ自体を交換する手間を減らすことができ、快適・経済的に過ごすことが可能です。
・塗り薬、保湿クリーム
おむつ交換時に肌荒れや湿疹などをケアするため、保湿クリームや塗り薬を用意しておきます。
寝て過ごすことが多い方の介護に必要なアイテムがそろったら、いよいよ交換です。おむつ交換の手順をしっかり頭に入れておけば、スムーズかつ衛生的にケアができるでしょう。
ここでは、「事前準備」「おむつ交換」「後片付け」の3つのステップに分けて、おむつ交換の手順をご紹介します。
おむつ交換を始める前に、必要なものを手の届く範囲に用意します。なお、どちらかの手はものを取る手、もう片方の手は汚れたものに触れたり、陰部を洗浄したりする手と決めておくと、衛生的にケアできます。
1. 新聞紙、ポリ袋を用意する
使用済みのおむつをすぐに包んで捨てられるよう、新聞紙を広げておきます。また、汚れものを入れるポリ袋の口も開いておきましょう。
2. おしりふきやタオルを近くに置く
おしりふきやトイレットペーパー、ティシューペーパー、タオルなどを、すぐに手を伸ばして取れる位置に置きます。
3. ベッドの高さを調節し、腰の下にケアシーツを敷く
介護をする方の腰への負担を減らすため、ベッドの高さを適切に調節します。このとき、介護を受ける方に声を掛けてください。その後、介護を受ける方の腰の下にケアシーツを敷きます。
4. 使い捨て手袋を用意する
衛生的な介助を行うために、使い捨て手袋を近くに用意しましょう。
5. おむつを用意する
交換用のおむつを用意します。おむつの前後を持ち、矢印の方向に2~3回やさしく伸ばすのがポイント。左右の横モレ防止ギャザーが立ち上がり、より体にフィットさせることができるようになります。
6. 尿とりパッドを用意する
おむつにテープタイプ用の尿とりパッドをセットします。おむつの背中や足まわりのギャザーの上に重ならないよう、内側に収めてください。
おむつ交換の事前準備ができたら、使い捨て手袋を装着して交換を始めます。ポイントは、動作を行う前に必ず声掛けすることと、手際良くテキパキと行うこと。交換の手順をしっかり頭に入れておきましょう。
1. 胸の前で腕を組んでもらう
体の向きを変えやすいよう、できれば介護を受ける方に胸の前で腕を組んでもらいます。
2. 横向きになってもらい、パジャマのズボンをおろす
パジャマを着ている場合、介護を受ける方の肩と腰に手を添え、横向きになるように寝返りを打たせます。その状態でズボンをおろし、今度は反対の横向きになってもらって、ズボンを全部おろします。
3. 着けているおむつを外して、陰部を洗浄・清拭する
着けているおむつのテープを外して広げ、陰部を洗浄・清拭します。
<便の場合>
横向きの姿勢のままおむつを外して、肛門部をトイレットペーパーやティシューペーパー、おしりふきでキレイにします(仰向けにすると肛門部がキレイに拭ききれないことがあるため)。その後、ぬるま湯で洗浄します。
<尿の場合>
体を仰向けの状態にしておむつを外し、足を広げて、陰部をトイレットペーパーやティシューペーパー、おしりふきでキレイにします。その後、ぬるま湯で洗浄します。
・洗浄・清拭のポイント
洗浄剤(ボディソープなど)を使った洗浄は、皮膚を守るため基本1日1回としてください。汚れがひどい場合でも、ぬるま湯などでかけ流す洗浄とします。また、洗浄剤を使うときは、決して強くこすらず、撫でるようにやさしく洗います。
洗浄、および清拭は、尿道口から肛門側に向かって行います。しわなどで皮膚が重なりあう場所は、汚れが残りやすいため、皮膚を広げて洗浄剤が残らないように十分に洗い流してください。また、洗浄後は、こすらずにやさしく押し拭きします。
その後、皮膚が乾いてしまう前に、保湿剤を手の平で温めて、皮膚を軽く押さえながら置くように塗ります。
4. 汚れたおむつを抜き取る
陰部や肛門部の洗浄・清拭を終えてから、汚れたおむつを抜き取ります。使用済みのおむつは、汚れた部分が内側になるように丸めて、ポリ袋に入れて口を縛ってください。
5. おむつと体の中心を合わせる
新しいおむつの端を丸めて(または細かく折って)、体の中心におむつの中心がくるように置きます。
6. おむつを反対側から出す
体をおむつの上に戻し、丸めたおむつを反対側から出します。このとき、おむつを引っ張ると肌に負担をかけてしまい、皮膚がはがれるなどの原因となるのでご注意ください。
7. おむつを引き上げる
股ぐりにギャザーをフィットさせ、おむつの中心が体の中心にあることを確認し、尿とりパッドがズレないように注意しながら引き上げます。足まわりにすきまができないように、また、股ぐりのギャザーを内側に折り込まないように気をつけてください。
8. テープをとめる
おむつを骨盤の形に合わせるように、下のテープを斜め上側に向かって貼り、次に上のテープを斜め下側に向かって貼ります。下側のテープは足まわりのサイズを、上側のテープはおなかまわりのサイズを調整するものです。おなかとおむつのあいだに指が1~2本入るくらい、足まわりは自然に指が1本入るくらいを装着感の目安としてください。体の細い方は、テープを斜めにしたり交差させたりして、すきまをなくすよう調節します。最後に、おむつの中心と体の中心が合っているか確認して完了です。
おむつの交換が終わったら、手早く後片付けをしましょう。素早く対応することで、ニオイを軽減できるほか、介護環境を衛生的に保つことができます。
1. 汚れたものをポリ袋に入れる
使用済みのおむつのほか、使い捨ての手袋やエプロン、新聞紙、トイレットペーパーなどをポリ袋に入れ、空気を抜いて口を縛ります。なお、ポリ袋はニオイが徐々にモレてしまいます。口を縛るだけでなく、密閉できる容器に入れて保管し、自治体のルールに従ってゴミ処理をしてください。また、市販されているニオイがモレない「おむつ用の防臭袋」を使用するのもいいでしょう。
2. 更衣介助をする
おむつを交換した後は、介護を受ける方に服を着せる手伝いをします。服にしわがあると床ずれの原因にもなるので、きちんとしわを伸ばしてください。
3. 部屋の換気をする
最後に部屋の換気をして、新鮮な空気を取り入れます。ニオイ対策になるだけでなく、お天気がいい日なら、気分転換にもぴったりです。
寝て過ごすことが多い方のおむつ交換時、「皮膚をこする」「尿とりパッドを複数使う」「おむつを引っ張る」という3つの行為は、絶対にしてはいけません。これらの行為をしてはいけない理由についてご紹介します。
汚れを拭きとるときや洗浄剤で洗うとき、また水分を拭き取るときなど、絶対に皮膚をこすらないでください。こすることは皮膚への機械的な刺激となり、皮膚のもつバリア機能を破綻させてしまいます。常にやさしく撫でるように触れてください。
テープタイプおむつの中に、尿とりパッドを何枚も重ねて使用しないでください。尿とりパッドは一方向からしか尿を吸収しないため、重ねてつけても尿の吸収量は変わりません。
むしろ、すきまができやすくなり、モレなどの原因となることも。おむつ1枚には尿とりパッド1枚が原則です。吸収量が足りないと感じた場合、吸収回数の多い商品をご検討ください。
交換時に、おむつを引っ張るのは厳禁です。年齢を重ねることで人の肌は引っ張る力に弱くなります。さらに、おむつ内は湿度が高いため、皮膚はふやけた状態となっています。そうした肌におむつを引っ張る力が加わると、皮膚がめくれてしまいケガをする可能性があるのです。
汚れたおむつを外したり、おむつの位置を合わせたりするとき、無意識のうちに引っ張ってしまうケースもあるので、くれぐれもご注意ください。
寝て過ごすことが多い方の介護において、大きな悩みのひとつがニオイ。部屋にこもったニオイは壁紙や布製品にも染みついてしまいます。寝て過ごすことが多い方の介護時のニオイ対策としては、主に下記の5つがあります。
適切なおむつ交換は、ニオイ対策の基本です。おむつ交換を怠ると、吸収量を超えてモレてしまった排泄物が、衣類や寝具についてしまいます。
おむつ交換を適切に行うことは、介護を受ける方の皮膚トラブルを予防し、不快感を取り除けるだけでなく、ニオイの軽減にもつながるのです。また、介護する方、介護を受ける方双方の負担が大きくなる夜間は、吸収量の多いパッド(夜用パッド)を使用して、モレへの対策をしましょう。
おむつ交換時は、陰部やおしりをやさしくしっかりと清拭・洗浄しましょう。おむつの中は高温多湿で、細菌が繁殖しやすい状況。繁殖した細菌はニオイの原因となるだけでなく、感染症の原因となることもあります。また、洗浄後は清潔なタオルで、肌の水気を拭き取ってください。
使用済みのおむつを放置すると、細菌が繁殖してニオイが強くなります。ポリ袋に入れた後に口を縛り、密閉できるゴミ箱などに保管してください。それでもニオイが気になる場合は、おむつ用防臭袋なども利用しましょう。
汚れた衣類や寝具などは、なるべくこまめに洗濯します。汚れを放置してしまうと、細菌が繁殖してニオイが強くなるだけでなく、こびりついたニオイが落ちにくくなってしまいます。「まとめて洗おう」などと考えず、汚れたものはすぐに洗濯しましょう。また、洗濯前に重曹などに漬け置きしておくと、においだけでなく、シミも取れます。
おむつを交換した後は、窓を開けて換気しましょう。新鮮な空気を取り入れることは、心身の健康にも効果的です。ただし、冬の換気は急激な室温低下にご注意ください。
また、空気清浄機や消臭剤・消臭スプレーを使用するのもひとつの方法です。
監修者のご紹介
西村 かおるさん
NPO法人日本コンチネンス協会 名誉会長。東京衛生病院に訪問看護師として勤務後、イギリスで地域看護とコンチネンスケアを学ぶ。帰国後、コンチネンスセンター(排泄ケア情報センター)を開設。現在、コンチネンスジャパン株式会社の専務取締役のほか、北里大学病院(泌尿器科)などでの非常勤勤務などを兼任。全国の病院でコンチネンスのアドバイスなどを実施している。
「アテント」は、介護をする方・介護を受ける方に寄り添うおむつシリーズです。やさしい着け心地とモレのない安心感、さらに装着のしやすさで、寝て過ごすことが多い方の介護に適したアテントをご紹介します。
「アテント 消臭効果付きテープ式 背モレ・横モレも防ぐ」は、男女共用のテープタイプおむつ。<背モレ・横モレ防止ポケット>が、寝ているときの背中からのモレもしっかり防ぎます。アンモニアなどのニオイをしっかり吸収する消臭機能を備え、洗い立ての肌着の香り付きなのもポイント。おむつの中心と、体の中心を簡単に合わせられるセンターライン付きで、交換時の手間も軽減します。
「アテント 消臭効果付きテープ式 背モレ・横モレも防ぐ」については、下記のページをご覧ください。
「アテント 夜1枚安心パッド」は、テープタイプおむつと組み合わせて使用する尿とりパッドです。1枚でおしっこ約4~12回分※ を吸収可能で、一晩中モレ安心。全面通気性シートを採用し、繰り返し吸収しても表面はさらっと快適です。
※1回の吸収量150mlとして。数値は大王製紙測定法によるもの。
「アテント 夜1枚安心パッド」については、下記のページをご覧ください。
アテント 夜1枚安心パッド ムレを防いで長時間吸収 4回吸収
アテント 夜1枚安心パッド モレを防いで朝までぐっすり 6回吸収
アテント 夜1枚安心パッド モレを防いで朝までぐっすり 8回吸収
アテント 夜1枚安心パッド 特に多い方でも朝までぐっすり 10回吸収
アテント 夜1枚安心パッド たっぷり12回吸収で朝まで超安心 12回吸収
寝て過ごすことが多い方のおむつ交換は、きちんと準備を整えて、動作の前に声を掛けながら、手早く行うことが重要です。
適切なコミュニケーションをとりながら手際良く行うことは、介護をする方・介護を受ける方双方の負担の軽減につながります。より良いケアのため、実践してみてください。
寝て過ごすことが多い方の介護のおむつ交換は、「素早く手際の良い行動」と「動作の前の声掛け」がポイントです。
テキパキとした無駄のないおむつ交換は、介護を受ける方のストレスを軽減できます。事前に必要なアイテムを準備しておき、交換手順をきちんと頭に入れておきましょう。
また、おむつ交換の各動作を行う前には、介護を受ける方に必ず「次は何をするか」の声掛けをします。介護を受ける方への配慮と尊重だけでなく、これから何をされるのかを理解して、協力してもらうためにも重要です。また、予期せぬ動きにびっくりして、ケガをする危険を防ぐこともできます。
寝て過ごすことが多い方のおむつ交換時、「皮膚をこする」「尿とりパッドを複数使う」「おむつを引っ張る」という3つの行為は、絶対にしてはいけません。
汚れを拭くときや洗浄剤で洗うとき、水分を取るときなど、絶対に皮膚をこすらないでください。こする刺激が、皮膚のもつバリア機能を破綻させてしまいます。常にやさしく撫でるように触れてください。
また、テープタイプおむつに、尿とりパッドを何枚も重ねて使用しても、尿の吸収量は変わりません。むしろ、モレなどの原因となるのでご注意ください。おむつ1枚に尿とりパッド1枚が原則です。
さらに、おむつ交換時に、おむつを引っ張るのは厳禁です。年齢を重ねると、肌は引っ張る力に弱くなる上、おむつ内は湿度が高いため、皮膚はふやけた状態となっています。そうした状態でおむつを引っ張ると、皮膚がめくれてケガをする可能性があります。
寝て過ごすことが多い方の介護時は、「こまめなおむつ交換」「陰部の清拭」「使用済みおむつの処理」「汚れたものの洗濯」「換気・消臭」の5つが、ニオイ対策として重要です。
おむつ交換を怠ると、吸収量を超えてモレてしまい、衣類や寝具についた尿がニオってしまいます。また、おむつの中は細菌が繁殖しやすく、ニオイや感染症の原因となることもあるので、陰部やおしりを清拭・洗浄してください。使用済みのおむつはポリ袋に入れて口を縛り、密閉できるゴミ箱などに保管します。汚れた衣類や寝具などは、なるべくこまめに洗濯しましょう。また、おむつを交換した後は換気を行います。空気清浄機や消臭剤・消臭スプレーを使用するのもひとつの方法です。
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参考文献:一般社団法人 日本創傷・オストミー失禁管理学会 編集「新版排泄ケアガイドブック 2021」P330-335