妊娠後期(妊娠3ヶ月-8・9・10・11週)のママの身体に起こりやすい便秘やつわり、頻尿などの症状と、おなかの中の赤ちゃんの変化についても解説します。
妊娠3ヶ月目、子宮が徐々に大きくなってきます。身体の中では妊娠を維持する妊娠初期特有のホルモンが最も多く分泌される時期です。この時期は最もつわりに悩まされる時期です。
つわりの原因は明確には分かっていませんが、妊娠初期のホルモン環境や代謝の急激な変化に母体が適応できず、発症すると考えられています。
身体の倦怠感や、吐き気、嘔吐などの症状があらわれ頭痛や下痢を伴うこともあります。
黄体ホルモンの影響で腸の活動が鈍化し便秘になりやすくなります。
子宮が大きくなることで足の付け根に、つるような痛みが発症することがあります。
大きくなっていく子宮に膀胱が圧迫されて排尿の回数が増えることがあります。
ホルモンの影響から骨盤の中がうっ血しやすくなり、腰が重く感じる場合があります。
つわりに悩まされる辛い時期ですが、それは黄体ホルモンという妊娠を継続させる働きをするホルモンの分泌が活発になるためです。黄体ホルモンは言わば赤ちゃんの成長をサポートするホルモン。
辛いときは赤ちゃんが着々と育っている証ととらえてストレスを溜め込まないようにしましょうね。
胎芽から胎児と呼ばれるようになります。頭、胴、足が成長し、2頭身から3頭身になります。
手足の指がわかれツメも生えてきます。また、まぶたや唇、歯胚(歯のもと)ができてきます。
肝臓や胃、腎臓などが活動し始め、赤ちゃんは羊水を飲んで尿の排出がみられるようになります。
この頃には心拍(心臓の動き)も確認できるようになります。
赤ちゃんの大きさは22〜30ミリほどになります。
Goo.Nの商品紹介はこちら