おむつ替えは「おむつが汚れたら」が基本です。おむつ替えの頻度や回数の目安など、おむつを替えるタイミングについてご紹介しています。
赤ちゃんがおしっこやうんちをしたら、おむつ替えのタイミングです。とはいえ、赤ちゃんからおむつ替えのサインを毎回出してくれるわけではないので、タイミングをつかむのは新米ママには難しいかもしれません。おむつ替えの頻度や回数の目安はどれくらいなのでしょうか。
おむつ替えはおしっこやうんちでおむつが汚れたタイミングでするので、頻度には個人差があります。
目安としては、新生児では1日10~13回ほどです。 赤ちゃんの成長につれておむつ替えの頻度は減っていきます。それでも生後3か月で8~10回、生後6か月で8回ほど。新生児の頃は1時間ごとに変えていたというママも少なくはありません。
しばらくは2~3時間に1回はコンスタントにおむつ替えをする必要があると心得ましょう。 おむつ替えの回数がだんだん減るのは、おしっこの回数が減るからです。赤ちゃんは体が大きくなるのに比例して膀胱に貯められるおしっこの量も多くなり、ある程度まとめておしっこをするようになります。
おむつ替えは「おむつが汚れたら」が基本です。つまり、おしっこをした後またはうんちをした後になるべく早く変えてあげるのがベストです。
おむつ替えのタイミングを見極めるには、おむつに設計された「おしっこお知らせマーク」をチェックします。グ~ンの紙おむつにはおしっこがつく部分に、黄色い線が引かれています。この線が「青」に変わっていたらおしっこをしたというサイン。この線を見るだけでおむつが濡れたかどうかがすぐにわかります。
育児になれない新生児の頃は、この線をチェックしただけでは判断に困ることも。そんなときは、ちょっと手間はかかりますが、おむつの中をチェックしましょう。少しずつタイミングがわかるようになり、おしっこお知らせサインやおむつの触り心地、赤ちゃんの様子などでおむつ替えのタイミングがつかめるようになるはずです。
ちなみに、うんちをしたときは「におい」でたいだいわかります。「どっちかな?」と思ったら赤ちゃんのお尻に鼻を近づけてにおいをチェックしている先輩ママたちが多数います。
生まれたばかりの赤ちゃんは、ねんねの時間が長めです。1日に10回以上おむつを替えることを守るためや、頻度を一定に保つために「何時になったらおむつを替える」というルールを決めたくなる完璧主義なママもいるかもしれませんが、眠っている赤ちゃんを起こしてまでおむつ替えをする必要はありません。ママだって赤ちゃんが眠っている間はゆっくりしたいですよね。
そこで、おむつ替えのタイミングは「授乳の前か後」とマイルールを決めておくのもおすすめです。そうすることによって、おのずとリズムよく数時間おきにおむつを替えられます。おむつが濡れたり汚れたりするのは赤ちゃんにとっても不快なもの。その不快感でねんねから目覚めることも多いので、おむつ替えにちょうどいいタイミングがつかみやすくなります。
授乳の前におむつを変えれば、赤ちゃんはすっきりとした気分で母乳やミルクが飲めるというメリットも。ただし授乳中や授乳後すぐにおしっこやうんちをする赤ちゃんもいるので、そういった場合は授乳後のおむつ替えが効率的かもしれません。これはおむつ替えを繰り返していくうちにわかってくるので、赤ちゃんの個性をみてタイミングを決めましょう。
おしっこお知らせサインが青くなっているけれど、おむつを開けてみたらどうやらおしっこはしていなそう…。そんなときは、汗などでおむつの中がムレておしっこお知らせサインが反応しているのかもしれません。
日本の夏はとても暑く湿度が高いですし、汗っかきな赤ちゃんがたっぷり汗をかいたらおしっこ以外の水分でおむつがムレることもあります。
そんなときは、おしっこをしていなくてもおむつを変えてあげましょう。おしっこお知らせサインが反応しているということは、おむつの中は赤ちゃんにとっては快適な状況ではないからです。おしりのムレはおむつかぶれにもつながりますので、おむつ替えのタイミングのひとつと考えましょう。
どんなママやパパでもおむつ替えの回数やタイミングを最初から上手につかめるわけではありません。ときには失敗をしながら、赤ちゃんとのおむつ替えのリズムを確立していきましょう。サイズアップとともに、ママやパパのおむつ替えスキルもアップしていきます。