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ホーム グーン(GOO.N) お役立ち情報 新生児が授乳後に寝ないとき、ほっとくのはいい?注意点も解説
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新生児が授乳後に寝ないとき、ほっとくのはいい?注意点も解説

記事公開:2025.3.14

新生児期の赤ちゃんは、1日のほとんどを寝て過ごします。しかし、授乳後になかなか寝てくれないと、ママやパパも休むタイミングがなく、困ってしまうこともあるでしょう。「全然寝ないけど大丈夫?」「機嫌はいいけど、このままほっといても平気?」と不安に思うことがあるかもしれません。
この記事では、新生児が授乳後に寝ない原因や目を離す際の注意点のほか、寝かしつけのコツについて紹介します。

新生児が授乳後に寝ないときでも、そばに居続ける必要はない

新生児が授乳後に寝ない場合でも、赤ちゃんの機嫌が良く、周囲の安全が確保されていて、大人の目の届く範囲にいるのであれば、少しの間そばを離れてもいいでしょう。

新生児は1日の大半を寝て過ごし、1日の睡眠時間は10~18時間程度です。2~5時間の睡眠と1~2時間の覚醒を繰り返すため、授乳後に起きているタイミングが重なって、寝ないことがあっても不思議ではありません。

赤ちゃんから目を離す際は、下記に注意しましょう。

<赤ちゃんから目を離す際の注意点>
・目を離すのは短時間にし、こまめに様子を見る
・窒息予防に赤ちゃん用の硬いマットレスを使う
・シーツはたるまないようにする
・枕やぬいぐるみ、タオルなどをベッドの周りに置かない
・ベビーベッドの柵は上げておく
・1歳になるまではあお向けで寝かせる

新生児期の生活リズムについては、下記のページをご覧ください。
新生児期はいつまで?特徴や生活リズム、お世話のポイントを紹介

赤ちゃんがぐずったり、泣いたりしているときは注意!

赤ちゃんの機嫌がいいときに少し離れるのは問題ありませんが、赤ちゃんが泣いたり、ぐずったりしている場合は、注意が必要です。赤ちゃんが体調不良や不快感が原因で、眠れない可能性があるため、まずは、「おむつが濡れていないか」「部屋が寒すぎたり、暑すぎたりしていないか」などを確認しましょう。また、体調に異変がないかもチェックしてください。

新生児の健康状態の見分け方については、下記のページをご覧ください。
新生児のうんちの色で健康状態がわかる?見分け方と受診の目安を解説

長時間の放置はSIDSのリスクが高まるので避ける

赤ちゃんの体調などに問題がない場合でも、長時間放置するのは乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが高まるので避けましょう。ふとした拍子にSIDSの確率を高める「うつ伏せ寝」になったり、布団で窒息したりするリスクもあります。赤ちゃんのそばを長時間離れることはせず、目が届く範囲でこまめに様子を確認するようにしてください。

赤ちゃんのうつ伏せ寝については、下記のページをご覧ください。
赤ちゃんのうつ伏せ寝は問題ない?注意するポイントを解説

新生児が寝ない理由はさまざまある

新生児が寝ない理由はさまざまある

新生児が授乳後に寝ない場合、何か眠れない理由が隠れている可能性があります。ここでは、新生児が寝ない理由として、考えられる原因をいくつか紹介します。

睡眠のリズムが不規則

新生児は、まだ睡眠のリズムが整っていないため、授乳後すぐに寝つけないことがあります。さらに、眠りが浅く、大人よりも睡眠サイクルが短いため、わずかな刺激でも目を覚ましやすいのが特徴です。

特に、新生児が目を覚ましやすい刺激として、赤ちゃんの体が急にビクッと動く「モロー反射」と呼ばれる原始反射があります。モロー反射は、「音」「光」「抱っこから降ろされる感覚」「布団との温度差」など、外部からの刺激が原因で起こります。

モロー反射については、下記のページをご覧ください。
モロー反射って何?原始反射の種類と対処法、よく似た疾患を解説

体に不快な症状がある

新生児が授乳後に寝ない場合、何らかの不快感が原因で、眠れない可能性もあります。例えば、「おなかに空気や便がたまっていて苦しい」「おむつが汚れていて、気持ちが悪い」などが原因で機嫌が悪くなり、寝つけないこともあります。

寝室の室温や湿度が適していない

新生児は、寝ている部屋の室温や湿度が適していないと、授乳後でも不快で眠れなくなることがあります。温度計や湿度計で室内を確認し、赤ちゃんの体を触って汗をかいていないか、冷えていないかをチェックすることが大切です。

体調が悪い

新生児が授乳後に寝ないだけでなく、数分おきにひどく泣いたり、呼吸が荒くなったりしている場合は、体調不良のサインかもしれません。赤ちゃんに発熱や下痢、嘔吐などの症状がないか確認し、ぐったりしている場合などは、早めに医療機関を受診しましょう。医療機関を受診していいか判断がつかない場合は、電話で医療相談ができる自治体の窓口を活用するのもおすすめです。

赤ちゃんの発熱については、下記のページをご覧ください。
赤ちゃんの「発熱」の原因と対処法、病院に行く場合に気をつけること|おむつの「GOO.N(グーン)」

赤ちゃんの下痢については、下記のページをご覧ください。
赤ちゃんの下痢の注意点は?受診の目安と下痢の原因・対処法を解説

新生児が寝ない原因については、下記のページをご覧ください。
新生児が寝ない原因は?寝かしつけのコツと泣き止まないときの対処法

新生児を寝かしつけるポイント

新生児を寝かしつけるポイント

新生児は、昼夜の区別がついていないため、思うように寝てくれないことがあります。何か理由があって眠れない可能性もあるので、下記を参考に眠りやすい環境を整えてあげましょう。

おくるみでくるむ

赤ちゃんが手足をバタバタさせていたり、モロー反射が強く出ていたりする場合は、おくるみでくるんであげるといいでしょう。おくるみで適度な圧迫感や温かさを与えると、赤ちゃんはママのおなかの中にいたときのような安心感を得られ、リラックスして寝付きやすくなることがあります。

ただし、おくるみの巻き方を間違えたり、長時間くるんだりすると、股関節脱臼のおそれがあるため注意してください。

おくるみの巻き方については、下記のページをご覧ください。
おくるみの巻き方 手順と注意点を解説

不快感を取り除く

授乳を終えても新生児がぐずって寝ない場合、体のどこかに不快な部分があるのかもしれません。「げっぷを出してあげる」「おむつ替えをする」「お着替えをする」などをして、様子をみるといいでしょう。また、おなかがパンパンに張っているときは、空気や便が溜まっている可能性があります。その場合は、「おなかを『の』の字にマッサージする」「綿棒浣腸をする」なども有効です。

新生児のげっぷについては、下記のページをご覧ください。
新生児はげっぷを毎回出したほうがいい?出し方と出ないときの対処法

スキンシップをする

新生児が授乳後に寝ないときは、抱っこしたり、おなかに触れたりしてスキンシップをすると、安心して寝つきやすくなります。新生児はまだ目がしっかり見えていないので、スキンシップを通じてママやパパが近くにいることを伝えましょう。
また、「子守歌を歌う」「いっしょに布団に入って寄り添う」のも効果的です。ただし、大人といっしょの布団で眠るのは窒息などのリスクがあるので、赤ちゃんが眠った後は、ママやパパは別の布団に移動するようにしてください。

リラックスできる音楽などを聴かせる

オルゴールなどのリラックスできる音楽や、赤ちゃんが落ち着くホワイトノイズを聴かせると、よく眠る赤ちゃんもいます。ホワイトノイズとは、赤ちゃんが胎内で聞いていた音に近いとされるノイズ音です。どんな音や音楽で赤ちゃんが落ち着くのか、いろいろ試してみるといいでしょう。

寝室を暗くする

夜中の授乳のときなども、できるだけ暗い環境をキープすると、授乳後に赤ちゃんが入眠しやすくなります。あお向けで寝ている新生児にとって、室内灯の影響は大きく、明るい光は強い刺激になります。明かりが必要な場合は、手元に暖色系のやわらかい光のライトをつける程度がおすすめです。

寝室の室温や湿度を変える

室温や湿度を調整して、新生児にとって快適な環境に整えることも、授乳後の寝つきを良くする効果があります。新生児が過ごす部屋の室温の目安は、夏は25~28℃、冬は20~25℃です。湿度は季節を問わず、50~60%を目安に調整しましょう。


監修者のご紹介

竹中 美恵子先生(小児科・内科・皮膚科・アレルギー科)
難病指定医、小児慢性特定疾患指定医、子どもの心相談医、高濃度ビタミンC点滴療法認定医、キレーション認定医。小児科医としての臨床を積みながら皮膚科や内科を学び、家族全員を1つの病院で診られるワンストップの病院を目指して姉妹で開業する。

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新生児が寝なくても、長時間ほっとくのは避けよう

新生児が授乳後に寝ないのは、珍しいことではありません。寝ない理由には、「室温や湿度の問題」「身体的な不快感」のほか、「睡眠リズムがまだ整っていない」といった新生児期特有の要因が考えられます。まずは赤ちゃんの睡眠環境を整え、不快感を取り除いてあげることをおすすめします。
それでも、赤ちゃんの機嫌が良く、寝ない場合は、周囲の安全が確保されており、大人の目の届く範囲内であれば、少しの間そばを離れてもいいでしょう。ただし、長時間の放置は窒息などのリスクが高まるため、避けてください。

よくあるご質問

新生児が寝ない理由は?

新生児は、睡眠のリズムがまだ整っておらず、浅い眠りのタイミングが頻繁に訪れるため、わずかな刺激で目を覚ましやすいのが特徴です。また、「空腹やおむつの不快感」「げっぷや便によるおなかの張り」「室温や湿度」など、何かしらの不快感が原因で寝つきが悪くなっている可能性もあります。

新生児の寝かしつけのポイントは?

新生児を寝かしつけるには、まずは睡眠環境を整えてあげましょう。温度や湿度を調整し、光が刺激にならないように照明を落とします。授乳をしたら、おむつをチェックして、赤ちゃんが不快に感じることがあれば原因を取り除いてあげてください。新生児は不安を感じやすいので、抱っこや添い寝などでスキンシップをとって安心させてあげると、リラックスして眠ることができます。

新生児が授乳後に寝ないときにほっとくのはいい?

新生児が授乳後に寝ない場合でも、赤ちゃんの機嫌が良く、周囲の安全が確保されていて、大人の目の届く範囲にいるのであれば、少しの間そばを離れてもいいでしょう。ただし、新生児突然死症候群(SIDS)や窒息などのリスクがあるので、長時間ほっとかないようにしてください。

画像提供/PIXTA

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