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ホーム グーン(GOO.N) お役立ち情報 離乳食はいつから始めればいいの?進め方や食べさせ方のコツをご紹介
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離乳食はいつから始めればいいの?進め方や食べさせ方のコツをご紹介

記事公開:2023.2.8


今まで母乳やミルクを飲んですくすく成長してきた赤ちゃんですが、新生児期を過ぎると、「そろそろ離乳食を始めたほうがいいのかな?」と考え始めるママ・パパも多いと思います。
でも、実際に始めようと思うと、「いつから始めればいいの?」「何をあげたらいいの?」「どうやってあげるの?」などなど、疑問はつきませんよね。そこで、「離乳食」にまつわる疑問点について徹底解説します!

離乳食は食事の楽しさを知ってもらうもの

赤ちゃんが成長するにつれ、母乳やミルクだけでは栄養が不足してきます。しっかり栄養をとるためには、「噛んで食べる」幼児食へ移行する必要があるのです。今まで「飲む」だけだった赤ちゃんも、少しずつ硬さや形のある食べ物に慣れていかなくてはいけません。その練習として始めるのが「離乳食」。離乳食によって、食べ物を噛みつぶしたり、飲み込んだりすることを学んでいきます。離乳食で食べることの楽しさを教えてあげて、赤ちゃんの食事への意欲を育みましょう。

離乳食を始めるタイミングは生後5~6ヵ月

一般的には、離乳食を始める目安は生後5~6ヵ月とされています。ただ、成長には個人差があるので、月齢だけにとらわれずに、赤ちゃんの発するサインをしっかり観察してみましょう。

<離乳食を始めるサイン>
・首がしっかり座っている
・寝返りができる
・支えてあげると5秒以上お座りができる
・大人の食べ物に興味を示す
・スプーンなどを口に入れても舌で押し戻さない

離乳食の進め方

生後5ヵ月が過ぎて、赤ちゃんに上記のようなサインが見られたら、離乳食を始めるいいタイミングといえます。赤ちゃんの体調や機嫌が良く、ママ・パパにも余裕があるときにスタートしてみましょう。

初めての離乳食は午前中に

初めて離乳食を与えるときには、1日1回、午前中の授乳のタイミングに組み込むのがいいでしょう。早めの時間であれば、何か気になることがあったときも病院に相談できます。

最初は、アレルギーを起こしにくいおかゆから。なめらかにすりつぶしたおかゆ(10倍がゆ)を、1さじあげます。その際に、赤ちゃんがちゃんと飲み込めたかどうかもきちんと確認すること。うまくいったら、2~3日ごとに1さじずつ追加していきます。おかゆを3~4さじ食べられるようになったら、野菜や果物のペーストを1種類1さじずつ加えて、徐々に食べられるものを増やしていきます。なお、離乳食を食べさせた後も、初期には母乳やミルクはこれまでどおり、飲みたいだけあげて構いません。

離乳食の食べさせ方の手順とポイント

それでは、実際の離乳食の食べさせ方をご説明します。食べ物を飲み込むことや味に慣れさせることが大事なので、赤ちゃんがなかなか食べてくれなくても大丈夫。余裕を持って、おおらかな気持ちで取り組んでください。

<離乳食の食べさせ方>
1. スプーンを下唇の上にちょこんと置き、口が開いて取り込むのを待つ
2. 上唇で挟んで取り込むのを待ってから、スプーンをゆっくり水平に引く
3. ゴックンするのを待って、次の1さじへ

赤ちゃんはまだ舌が上手に使えないため、口の中までスプーンを入れたり、上唇や上顎にこすりつけたりするのはNGです!1さじにすくう離乳食の量は少なめにして、赤ちゃんのペースでゆったり進めてください。そのほか、離乳食を進める上での心構えは下記のとおりです。

<離乳食を進める上での心構え>
・最初から上手にできないのは当たり前。大事なのは「食事は楽しいもの」と教えてあげること。
・離乳食のスタートを遅らせても、アレルギー予防の効果はありません。怖がらずに、少量ずつ様子を見ながら食べさせてください。
・嫌がる場合は、スプーンの感触が苦手な可能性も。違う大きさ・素材のスプーンに変えてみるのもいいでしょう。

時期別・離乳食のポイント

離乳食は大まかに、離乳初期(生後5~6ヵ月頃)・離乳中期(生後7~8ヵ月頃)・離乳後期(生後9~11ヵ月頃)・離乳完了期(1歳~1歳6ヵ月頃)の4段階に分類されます。
時期によって、赤ちゃんが食べられるものや調理法が変わってくるので、赤ちゃんの成長に合わせて、焦らず進めていきましょう。

離乳初期(生後5~6ヵ月頃)

まずは食べることに慣れて、飲み込むこと(ゴックン)を覚える時期。

【離乳食の回数】1日1回。母乳やミルクは欲しがるだけあげる。
【食べ物の硬さ】なめらかにすりつぶしたペースト状。
【食材の目安】10倍がゆから始める。すりつぶした野菜、果物を試してみる。慣れてきたら、つぶした豆腐、白身魚、卵黄なども。食パン(耳をのぞく)、うどんもOK。

離乳中期(生後7~8ヵ月頃)

歯が生え始めて、豆腐くらいの硬さのものを舌と上顎でつぶして食べられる時期。

【離乳食の回数】1日2回。食べられる食品の種類を増やしていく。母乳は欲しがるだけ、育児用ミルクは1日3回程度。
【食べ物の硬さ】ペースト状のものをゴックンできるようなら、指で簡単につぶせる豆腐くらいの硬さに。
【食材の目安】<炭水化物>全がゆ50~80g <ビタミン・ミネラル>野菜や果物20~30g <たんぱく質>魚または肉なら10~15g、豆腐なら30~40g、卵の卵黄だけなら1個分、全卵なら3分の1個分、乳製品なら50~70g

離乳後期(生後9~11ヵ月頃)

食べ物を前歯で噛み切って、歯茎でもぐもぐ食べるようになる時期。

【離乳食の回数】1日3回。母乳は欲しがるだけ、育児用ミルクは1日2回程度。
【食べ物の硬さ】歯茎でつぶせる、食べ頃のバナナの硬さが目安。手づかみ食べの練習として、スティック状の食べ物も与える。
【食材の目安】<炭水化物>全がゆ90g~軟飯80g <ビタミン・ミネラル>野菜や果物30~40g <たんぱく質>魚または肉なら15g、豆腐なら45g、卵なら全卵2分の1個分、乳製品なら80g

離乳完了期(1歳~1歳6ヵ月頃)

かじったり、噛んだりが上手になる時期。手づかみ食べが中心。スプーンやフォークを使いたがる場合も。

【離乳食の回数】1日3回+補食1~2回。食事の合間に補食を加える。補食はお菓子より、果物やいも類などを。母乳は欲しがるだけ、育児用ミルクは食欲や成長に応じてあげる。
【食べ物の硬さ】軟飯からご飯に。肉団子くらいの硬さで、手づかみできる大きさのものを取り入れる。
【食材の目安】<炭水化物>軟飯90g~ご飯80g <ビタミン・ミネラル>野菜や果物40~50g <たんぱく質>魚または肉なら15~20g、豆腐なら50~55g、卵なら全卵2分の1~3分の2個分、乳製品なら100g

離乳食でうんちが変わるって本当?

離乳食が始まると、次第にうんちが変化していきます。母乳やミルクなど、液体だけをとっていた頃は液体状のゆるゆるうんちですが、離乳食が始まり、食べ物が硬さのあるものへと変わってくると、うんちもドロドロ状になっていき、色も黄色や緑色から茶色へと変化していきます。これまでとは違う見慣れないうんちに、赤ちゃんの体調が気になるママ・パパも多いかもしれませんが、心配はいりません。

ただ、「離乳食を始めたら、赤ちゃんが便秘になった」という声もよく聞かれます。赤ちゃんは、腸の機能が未熟な上、離乳食を食べることにより母乳やミルクを飲む量が減る場合もあって、うんちに含まれる水分量が不足するため、便秘になることもあるのです。

また、だんだんと形のあるうんちに変化していくと、気になるのがお尻の汚れ。赤ちゃんの運動量も増えていく時期なので、粘度のあるうんちがお尻に貼りつきやすくなることも。今までのように、さっと拭き取ることが難しくなっても、ゴシゴシこすってしまわないよう注意が必要です。赤ちゃんのうんちの変化に合わせて、肌にやさしく、汚れを落とす力の高いおしりふきを使ってみてください。

赤ちゃんのうんち汚れに合わせて選べる、エリエールの2つのおしりふき

エリエールでは、赤ちゃんのうんち汚れに合った2つのおしりふきをラインナップしています。どちらも個包装パックには人気のディズニーツムツムをデザイン。おうちでも外出先でもおむつ替えを楽しい時間にしてくれます。

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乳液配合&厚手凹凸シートで拭き取る「グーンプラス 汚れすっきりおしりふき」

「グーンプラス 汚れすっきりおしりふき」は乳液成分を配合したおしりふき。乳液成分がカピカピになったうんち汚れになじんで浮かせます。さらに、厚みを従来品の120%にアップした、表面に凹凸のある「ぽこぽこシート」がしつこいうんち汚れもやさしくしっかりかき取ります。そのほか、赤ちゃんのデリケートな肌を考慮してシアバター、グリセリン、ヒアルロン酸を配合。ノンアルコール、無香料、パラベン無配合でおしりだけでなく、手や体ふきとしても使うことができます。

「グーンプラス 汚れすっきりおしりふき」については、下記のページをご覧ください。
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赤ちゃんの成長とともに、食事とベビー用品も変化を

離乳食の目的は、まずは赤ちゃんに食べることの楽しさを知ってもらうこと。離乳初期は母乳やミルクで栄養を補えますから、赤ちゃんが嫌がったり、離乳食が進まなかったりしたときは、焦らずに中断して、また落ち着いてから再スタートしてもいいのです。
何よりも、ママ・パパが心に余裕を持って、赤ちゃんといっしょに楽しみながら行うことが大切。赤ちゃんの成長に合わせて、ゆったりと進めていきましょう。

また、離乳食が始まると、赤ちゃんのうんちにも変化があります。落ちにくくなったうんち汚れに合わせておしりふきを変更すれば、悩みの種がひとつ減って、ママ・パパの心にさらに余裕が生まれるかもしれません。赤ちゃんの成長に合わせて、食事の内容だけでなく、ベビー用品も変えていくことをおすすめします。

画像提供/PIXTA 

 

監修者のご紹介
竹中 美恵子先生(小児科・内科・皮膚科・アレルギー科)
難病指定医 小児慢性特定疾患指定医 子どもの心相談医 高濃度ビタミンC点滴療法認定医 キレーション認定医。
小児科医としての臨床を積みながら皮膚科や内科を学び、家族全員を1つの病院で見られるワンストップの病院を目指して姉妹で開業する。

女医によるファミリークリニック



 
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