過多月経とは1回の生理の出血量が多く、レバーのような塊が出たりする症状です。
量が多いだけでなく病気のサインにもなるので、生活習慣の改善と、
過多月経におすすめの生理用ナプキンで正しく対応しましょう!
人によってはレバーのような塊が出たりします。8日以上続くものを過長月経ともいいます。
「人より出血量が多いかも」「なかなか生理が終わらない」。そんな人は、もしかしたら過多月経かもしれません。危険なサインを見逃さないで!
子宮筋腫は子宮にできる良性の腫瘍で、30歳以上の5人に一人がなるポピュラーな病気です。症状としては、過多月経やひどい生理痛、貧血、下腹部の圧迫感、しこりなどがあります。自覚症状がないケースも見受けられます。
子宮内膜症とは、子宮の内側にある子宮内膜とよく似た細胞が、子宮壁以外で増殖する病気です。ホルモンの働きに反応して出血し、痛みや炎症を引き起こします。
妊娠中は生理が止まるため、卵巣や子宮が休息できる期間になっていました。女性の社会進出や晩婚化・少子化の影響で生涯に経験する生理の回数が増えて、昔に比べて卵巣や子宮の休まる期間が少なくなっています。また、生理の始まる年齢が下がり、ホルモンの成熟が早い女性が増えています。10代後半でも婦人病の発症例があります。
体が冷えると経血の量が増える場合があるので、体を冷やさないように心がけましょう。過多月経の人は鉄欠乏性による貧血を合併しているケースが多いので、鉄分の多い食事を摂ることも大事です。マッサージやエステなど血流をよくする行為は、かえって経血量が増えることもあります。症状がひどい場合は避けましょう。
過多月経の治療手段のひとつに、低用量ピルがあります。低用量ピルは、排卵をおさえることで月経周期を整える効果があります。ピルに抵抗がある場合は、吸収量の多い生理用ナプキンを使うのがいいでしょう。仕事の状況や環境に合わせて、自分に合った方法を選んでください。
スピード吸収体で、「ドッ」と出た粘度の高い経血を何度でもすばやく引き込み吸収します。
防水フィルム入りギャザーを採用。量が多い時に不安な、ギャザーからのしみ出しモレを防ぎます。
経血引き込みスポットとふんわり肌ざわりで快適。
監修:八田 真理子 先生
聖順会 ジュノ・ヴェスタ
クリニック八田 理事長・院長
1990年 聖マリアンナ医科大学医学部卒業。昭和50年9月に実父が開院した「八田産婦人科」を継承し、地域に密着したクリニックとして思春期から老年期まで幅広い世代の女性の診療・カウンセリングに従事する。女性のヘルスケアに関する相談会やセミナーへの登壇など通じて、性教育・不妊・更年期などの正しい知識の啓蒙にも積極的に取り組んでいる。