年齢・年代とともに女性ホルモンの分泌量やその働きが変わる女性の体について、一生の変化をご紹介します。
思春期の始まりは9~11歳ごろといわれています。胸のふくらみや恥毛、わき毛が生え、体つきも徐々に丸みを帯びてきます。
多くの女性が14歳ごろまでに初めての生理(初潮)を迎えます。体の外も中も急激に変化するため、心と体のアンバランスに戸惑う人が多いのもこの時期。
生理周期はまだ不安定です。
生理周期が安定してきます。排卵も行われ、いつでも妊娠・出産のできる体の準備が整います。女性ホルモンの分泌も盛んになってきます。
周期に沿って、心と体の変化に気づくようになります。生理前や生理中にイライラや食欲増進、生理痛などの症状も見られます。
女性ホルモンが一番活性化している時期です。最近では30代で出産する人が増えており、生理サイクルやホルモンバランスには注意したい年代。
本来生理周期はすでに安定している時期ですが、30代は子宮筋腫や子宮内膜症を発症しやすい年代でもあります。生理不順からこの病気を発見することもありますから、異変を感じたら早めに婦人科を受診しましょう。
閉経を迎える前後の期間を「更年期」といいます。この頃の生理不順は加齢に伴う自然な現象で、2~5年続いた後、1年以上生理がこなくなったときに閉経と見なされます。
日本の女性の平均的な閉経年齢はおよそ50歳。その前後10年間が更年期にあたります。
40代を過ぎた頃から閉経に向けて少しずつ体に変化が現れ、経血量も周期も不安定になり、やがてまったく来なくなります。
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