生理用ナプキンの正しい付け方と捨て方について、ナプキンの前後の見分け方、漏れない付け方、そしてマナーを守った捨て方のポイントをわかりやすく解説します。
生理用ナプキンの正しいつけ方・すて方を知っていますか?ナプキンの前後をまちがえたり、ショーツへのはり方をまちがえたりすると、経血のモレやナプキンのズレにつながることがあります。また、ナプキンのすて方については、友だちと話すこともなかなかないですよね。
知っているようで知らないナプキンのつけ方・すて方について、親子でいっしょに学びましょう。
ナプキンには、「前」と「後ろ」があります。見分け方のポイントは「はば」です。ナプキンは、後ろモレを防ぐため、前のほうがせまく、後ろのほうが広いはばになっています。長いタイプの羽つきナプキンの場合は、前側に羽がついているので、わかりやすいでしょう。包装(ナプキンを包む紙)のテープの位置もチェックポイント。個包装のテープがついているほうが前側です。
ナプキンは、「はば」「羽の位置」「包装のテープの位置」から前後を見分けることを覚えておくと、はりまちがいを防ぐことができます。
生理用ナプキンは、正しくつけることでモレやズレを防ぎ、生理中も快適に過ごすことができます。ナプキンをつけるときのプロセスを見ていきましょう。
ナプキンの包装紙についているテープのつまみを引いて開き、そのまま包装紙からナプキンをはがして取り出します。はがしているあいだにナプキンの粘着(ねんちゃく)テープどうしがくっついてしまわないように気をつけましょう。
粘着テープがついている面を、ショーツのクロッチ(またの部分)に、まっすぐ動かないようにはり付けます。羽なしのナプキンの場合は、これでOKです。
ショーツの真ん中にはることで、経血のモレを防ぐことができます。ロングタイプのものは後ろ側が長くなっているので、はみ出さないように少し前側に寄せるなど、位置を調整します。ナプキンの真ん中とショーツの真ん中が合うように注意しましょう。
羽つきのナプキンの場合は、ショーツのクロッチの裏側に羽を折り返してはり付けます。クロッチが二重になった生理用ショーツの場合は、内側のクロッチの裏側にまきこんで羽をはり付けます。
はるときは、クロッチの一番細い所とナプキンの一番細い所を合わせるのがポイント。羽の粘着テープをショーツにはり付けることで、左右両側からナプキンのズレを防ぐことができるので、運動するときや経血量が多いときも安心です。
ナプキンが曲がったり、よれたりしないよう注意しながら、ショーツをはきます。ナプキンがズレていると、経血がモレてしまうことがあるので、違和感(いわかん)がないかを確かめながらはきましょう。
ナプキンは水にとけないため、トイレに流すと配管づまりの原因となります。使用済みのナプキンは、絶対トイレに流してはいけません。ナプキンのすて方を、プロセスを追って見ていきましょう。
使用済みナプキンをショーツからはがします。羽つきナプキンを使用している場合は、最初に羽をはずしてからはがします。
経血がついた面を内側にして、はじからくるくる丸め、経血が見えないようにします。羽つきナプキンを使用している場合は、羽を裏側に折りたたんでから丸めましょう。経血が見えないように捨てることは、女の子としての大切なエチケットです。
丸めた使用済みナプキンを、新しく取りかえるナプキンの包装紙に包んで丸めます。包装紙の材質はプラスチックであることが多いですが、ナプキンの一部とされているため、分別せずに使用済みのナプキンといっしょにすてることができます。新しいナプキンの包装紙がない場合は、トイレットペーパーなどで包んでも構いません。
学校や公共施設(こうきょうしせつ)のトイレには、生理用品専用のごみ箱が設置されていることが多いので、必ずそのごみ箱にすてましょう。
専用のごみ箱がない場合は、トイレットペーパーなどに包んで持ち帰ります。
学校に行くときやどこかにお出かけするときは、ナプキンをポーチなどに入れて持ち運びましょう。ナプキンは、肌(はだ)にふれるものなので、清潔であることが大切です。よごれないように個包装のものをポーチに入れ、ほかの持ち物と混ざらないようにします。
大きなポーチを持ってトイレに行くと目立ってしまうと感じたら、あらかじめナプキンを1個ずつハンカチに包んでおくのもおすすめです。その際、ハンカチは手をふいた使用中のものではなく、清潔なものを使用します。
生理のなやみは、人それぞれ。あなたの気持ちを大切に、ひとりひとりが望む生理との付き合い方を支えてくれるのが、エリエールの生理用ナプキン「エリス」シリーズです。
ポケットに入れて持ち歩ける超スリムな「コンパクトガード」、体にふんわりやさしくフィットする「新・素肌感」、通気性がよくサラサラ感が長続きする「素肌のきもち」など、タイプごとにシリーズもたくさん。経血の量やシーンに合わせたナプキンが必ず見つかります。
「エリス」シリーズについては、こちらもチェックしてみてください。
エリス|生理用品
きちんとつけているつもりでも、経血がモレたりズレたりしてしまう人は、ナプキンが正しくつけられていないのかもしれません。生理期間でも快適に過ごせるよう、正しいつけ方ができているか、あらためてチェックしてみてください。
また、ナプキンは、女の子のエチケットとして「すて方」も大切です。ほかの人が不快な気持ちにならないよう、マナーを守りましょう。
ナプキンのつけ方のコツは、ナプキンの真ん中とショーツの真ん中を合わせることです。ナプキンの粘着テープがついている面を、ショーツのまたの部分に、横からはみ出さないようにまっすぐはり付けます。ロングタイプのものは後ろ側が長くなっているので、ショーツのおしり側からはみ出さないようナプキンを前側に寄せるなど、位置を調整します。
ナプキンの前後を見分けるポイントは「はば」です。ナプキンは後ろモレを防ぐため、後ろのほうが広いはばになっています。長めの羽つきナプキンの場合は、前側に羽がついているのでわかりやすくなっています。ナプキンを包んでいるテープの位置もチェックポイントです。包装のテープがついているほうが前側です。
ナプキンは水にとけないため、絶対トイレに流してはいけません。使用済みナプキンをショーツからはがしたら、経血のついた面を内側にして丸め、新しいナプキンの包装紙に包みます。新しいナプキンの包装紙がない場合は、トイレットペーパーなどで包みます。外出先ですてる場合は、ナプキン用のごみ箱が置かれていることが多いので、必ずそのごみ箱にすてましょう。家ですてる場合は、もやすゴミの日に出します。
・これから初潮(生理)をむかえるにあたって|エリス 女の子クリニック
・生理のしくみを知っておこう|エリス 女の子クリニック
・ナプキンの種類と選び方|エリス 女の子クリニック
・ナプキンをかえる頻度・タイミングは?|エリス 女の子クリニック