生理ナプキンの種類と、初めての方にもおすすめな選び方について、長さや厚さ、使用時間帯による選び方のポイントをわかりやすく紹介します。
ショーツにつけて生理の経血を吸収させる生理用ナプキンには、たくさんの種類があります。長さや大きさ、厚みといった形はもちろん、「昼用」や「夜用」などのように使う時間帯や、「軽い日」「ふつうの日」「多い日」というふうに経血の量によっても種類が分かれています。
「かぶれ」や「かゆみ」が気になる場合は、肌(はだ)にやさしい素材を選ぶことも大切です。その日の予定や経血の量に合ったナプキンを、親子でいっしょに選びましょう。
生理期間を快適に過ごすために欠かせないナプキン。さまざまな種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。そこで、ナプキンを選ぶときの5つのポイントと、それぞれの種類の特徴(とくちょう)、おすすめの使用場面を紹介(しょうかい)します。
生理用ナプキンは、昼はこまめに取りかえられますが、夜は長時間つけっぱなしになります。使用する時間帯に合わせ、昼用と夜用を使い分けるのがおすすめです。
こまめに交換(こうかん)できる昼用ナプキンは、うす型で吸収量が少ないものが多いです。「軽い日」「ふつうの日」「多い日」のように、経血の量によって使い分けられるので、その日の状態に合わせて選びましょう。
夜用ナプキンは、経血の伝いモレを防止するため、すきまができないよう厚みがあり、立体的な形になっています。おしりのあたりまで包んでくれる、長さとはばがあるのも特徴です。
ナプキンの長さにもさまざまな種類があり、いろいろな使用シーンを想定してラインナップされています。なお、長さによって吸収量が異なります。
うすくてムレにくい、短いタイプのナプキンは、経血量が少ないときや、出血はないけれどおりものが気になるときにおすすめです。
「エリス」の短いタイプ:17cm
ふつう~長いタイプのナプキンは、経血量がふつうの日、もしくは多い日の昼に使うのがおすすめ。ナプキンをひんぱんにかえずに済みます。
「エリス」のふつう~長いタイプ:20.5cm・21cm・23cm・27cm
長いタイプのナプキンは、経血量が多い日に課外授業や遠出をするとき、夜に安心してねむりたいときなどに使うのがおすすめ。長時間ナプキンの交換ができないときに使うといいでしょう。夜に使用する場合の長さ選びでなやんだときは、はいているショーツのサイズに合わせて選んでみてください。
ショーツがSサイズなら~33cm、Mサイズなら~36cm、Lサイズなら40cmくらいが目安です。
「エリス」の長いタイプ:29cm・32cm・33cm・36cm・40cm
ナプキンには、ふつうの厚みがあるタイプに加えて、うす型のスリムタイプがあります。スリムタイプは、ふつうの厚さの半分ほどのうすさですが、吸収力は十分です。
スリムタイプは、つけていてもゴワゴワ感が少なく、昼間の活動的な時間の使用に向いています。軽くてかさばらないので持ち運びにも便利です。
厚みのあるタイプは、経血量が多いときや、夜間、長時間ナプキンを交換できないときなどに使用します。ふわふわした感触(かんしょく)のものが多いので、家でリラックスして過ごすときなどにおすすめです。
ナプキンには、左右にショーツに固定するための「羽」があるものと、ないものがあります。この羽は、ショーツのまたの裏側に折り返して、はりつけるためのもの。羽があるかないかによって、ナプキンのズレにくさや使用感が変わります。
羽なしタイプは、経血量が少ない日や、休日であまり体を動かさない日に使うといいでしょう。さらに、長さが短いものであれば面積が小さく、つけている感じがしないほど軽い使いごこちです。
羽つきタイプは、運動をするときや、座ったり立ったりをくり返すときに使うといいでしょう。羽でナプキンをショーツに固定できるので、ズレにくく横モレを防ぐことができます。
また、ナプキンを体にフィットさせて、横モレを防ぐ効果がある「ギャザー」のついたものなら、さらに安心です。
ナプキンには、さまざまな素材を使用したものがあります。素材のちがいによって、肌ざわりや吸収力が異なるため、自分に合ったものを選びましょう。ここでは、代表的なものを紹介します。
不織布(ふしょくふ)とは、糸を編むことなく、からみ合わせて作る布のこと。不織布を使用したナプキンは、ふんわりやわらかな肌ざわりで、通気性がよいのが特徴です。
メッシュとは、表面に穴が開いた状態の布のこと。メッシュを使用したナプキンは、肌にふれる部分が少ないのでサラリとした肌ざわりで、吸収力がよいのが特徴です。
そのほか、敏感肌(びんかんはだ)の人にもやさしい「オーガニックコットン」を使用したナプキンや、モレにくく、ニオイにくい「吸水ポリマー」を使用したナプキンなどがあります。
また、素材のちがいだけでなく構造の工夫により、かぶれやかゆみ、通気性、肌ざわりなどに配慮(はいりょ)しています。
生理のなやみは、人それぞれ。あなたの気持ちを大切に、ひとりひとりが望む生理との付き合い方を支えてくれるのが、エリエールの生理用ナプキン「エリス」シリーズです。
学校で体育の授業がある、友だちとお出かけするなどアクティブに動きたい日は、モレないことが重要。うすさわずか1.9mmでモレ安心、2倍吸収の超スリムタイプ「エリス コンパクトガード」シリーズや、全方位がっちりホールドのショーツ型ナプキン「エリスショーツ」で、快適に過ごすことができます。
エリス コンパクトガード|エリス
エリスショーツ|エリス
経血量が多い日の夜は、ねているあいだにモレてしまわないか不安ですよね。そんな日は、おしりの谷間に沿って変形する<すきまフィット吸収体>や、後ろ側からのモレをブロックする<後ろモレストッパー>がついた「エリス 朝まで超安心」がおすすめ。伝いモレの心配もありません。
エリス 朝まで超安心|エリス
「エリス」シリーズについては、こちらもチェックしてみてください。
エリス|生理用品
生理用ナプキンは、さまざまな素材や形状のものが開発されています。最適な種類のナプキンを選び、正しく使えば、生理中のなやみもずっと軽くなるのです。
自分にぴったりのナプキンを見つけ、シーンに合わせた使い分けで、毎月の不安や不快感をふき飛ばしましょう。
生理用ナプキンは、長さや大きさ、厚みといった形はもちろん、「昼用」や「夜用」などのように使う時間帯や、「軽い日」「ふつうの日」「多い日」というふうに経血の量によっても種類が分かれています。また、さまざまな素材があるので、「かぶれ」や「かゆみ」が気になる場合は肌にやさしい素材を選ぶことも大切です。その日の予定や経血の量に合ったナプキンを選びましょう。
経血は、体から出た直後は無臭(むしゅう)なのですが、時間が経つにつれて雑菌(ざっきん)が増え、ニオイを発生させます。ナプキンをこまめに取りかえるのはもちろんのこと、トイレに温水洗浄(せんじょう)便座がある場合は、ビデ洗浄を使って経血をきれいに洗い落とすことで、生理中のデリケートゾーンを清潔に保つことができます。それでもニオイが気になる場合は、かおりつきタイプのナプキンを使うのもいいでしょう。なお、生理中のニオイが気になるときは服装も重要。パンツルックよりもスカートのほうが、通気性がよくてムレ予防になるのでおすすめです。
ナプキンは、場面に合わせて使い分けると安心です。生理は、開始日からの日数によって経血の量が多かったり少なかったりします。ずっと同じナプキンだと、経血が多いのにナプキンの吸収量が足りなかったり、反対に経血が少ないのに大きなナプキンを使ってゴワゴワしてしまったりと、快適に過ごすことができません。生理に慣れてきたら、自分は何日目に経血が多いのかをチェックして、「2、3日目は量が多いので多い日用にする」「夜は夜用ナプキンを使う」「運動をする日はズレにくい羽つきのナプキンを使う」など、経血量や時間帯、その日の活動に合わせて使い分けるといいでしょう。
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