Column
コラム
前編では、幸せホルモン「オキシトシン」と、ストレスホルモン「コルチゾール」をご紹介しました。
後編では、親子、夫婦、パートナーの計10組を対象に、人との触れ合いによって“幸せホルモン”オキシトシンと、“ストレスホルモン”コルチゾールの分泌量がどのように変化するか効果測定調査を2022年3⽉14⽇に専門家監修のもと行いました。
実験内容
2人1組の計10組にからだの触れ合いをそれぞれ2分間、計8分間行っていただき、事前事後の唾液中に含まれるオキシトシンとコルチゾールの分泌量を比較しました。
結果
実験前と比べコルチゾールは平均で41%も減り、オキシトシンは26%も増えました。最も効果が出た組では「オキシトシン」が実験前と比べ136%まで増加。コルチゾールの減少が多く見られ、リラックスしていることがわかりました。
「からだ」の効果的なタッチング方法はコチラ
実験内容
2人1組の計10組にこころの触れ合いを計5分間行っていただき、事前事後の唾液中に含まれるオキシトシンとコルチゾールの分泌量を比較しました。
結果
実験前と比べオキシトシンは平均で41%も増え、コルチゾールは68%も減りました。最も効果が出た組では「オキシトシン」が実験前と比べ、204%まで増加。オキシトシンの増加、およびコルチゾールの減少が多く見られ、短時間でも効果が得られました。
「こころ」の効果的なタッチング方法はコチラ
もっとみなさんにこの「エッセンシャルタッチ」を体験してほしい
この調査に参加したみなさんは、実験前は照れたり戸惑ったりしていましたが、実験が始まりいざ触れ合うと、自然と笑顔に。最後に実験結果を発表すると、もっと触れ合いたい、触れ合いを大切にしたい、と感動する様子も見られました。
エリエールは、このかけがえのない触れ合いの力を「エッセンシャルタッチ」という言葉に込めました。触れ合いは、エッセンシャルなもの、かけがえのない、とても大切なもの、そういう想いです。
コロナ禍において、人との触れ合いが突然減少したことで、孤独を感じてしまう人が急増しています。そんな今だからこそ、触れ合いは必要不可欠なものとして、親から子へ、子から親へ、またはパートナーへ、大切な身近な人へ、感染対策をとった上で積極的にこころとからだの触れ合いを日常に取り入れていきたいものです。
プロジェクトでは、本調査に関する動画を公開しています。