妊娠中期にあたる妊娠5ヶ月のプレママの身体に起こりやすいおりものや貧血による目眩などの症状、おなかの中で成長する赤ちゃんの変化をご紹介します。
胎盤が完成して安定期に入ります。子宮は大人の頭ぐらいの大きさになりますので、外見からもおなかが目立つようになります。また赤ちゃんに血液をたくさん送るために心臓の働きが活発になり動悸、息切れが増えることもあります。
赤ちゃんの成長に伴い、栄養を送るための血液が通常より多く必要となります。しかし、酸素を運ぶ赤血球が増加に追いつけないことから「動悸」、「息切れ」、「めまい」、「立ちくらみ」が発症します。
妊娠するとホルモンの影響でおりものが多くなります。色の濃いおりものや臭いがする場合、またかゆみが生じる場合は感染症が疑われますので、早めにかかりつけの医師に相談しましょう。
骨盤の中の血液量が増えることで、血管が膨張しやすくなったうえに、子宮が大きくなり血流が悪化することでも起きる場合があります。その他便秘も一因となることがあります。
妊娠中、肝臓に負担がかかったり、ホルモンバランスが変化することによって、かゆみが生じる場合があります。また活発な新陳代謝により、汗をかくことで、皮膚にあせもができてかゆみを生じることもあります。蕁麻疹に似た症状の「妊娠性痒疹」の場合もありますので、かゆみが強い場合はかかりつけの医師に相談しましょう。
徐々に安定期に入っていきます。おなかも大きくなり目立ってきます。
出産後の授乳に備えて、乳腺が発達してバストのサイズが大きくなってきますが、あまり締め付けないほうがいいでしょう。また、安定期に入るとはいえ、身体の異常を感じたら早めに医師に相談するようにしましょう。
赤ちゃんの身体ができてきます。胴や足が長くなります。骨は丈夫になり、筋肉がついてきます。皮下脂肪もつき始め、皮膚にも厚みがでてきます。また産毛も生えてきます。
赤ちゃんの大きさは身長約25センチ、体重約280グラムになります。
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