[基礎知識編] 生理のときに注意すること

不安定な生理周期

思春期の女の子は生理周期が不安定なことが多く、正しい生理がある人は2人に1人です。
半分の人は3~5年の年月をかけながら、少しずつ周期は安定してきます。

生理がはじまったころはほとんどが無排卵性月経(むはいらんせいげっけい)ですが、周期が安定し排卵をともなう生理になると生理痛(せいりつう)を感じる人が増えてきます。
これは子宮の収縮(しゅうしゅく)が強く起こるために感じるもので、病気ではありません。

排卵があるということは、妊娠できる体に整ったということです。不用意な妊娠にいたるケースも多いので注意しましょう。

月経カレンダーをつけよう

一度順調になった生理周期が乱れる場合は、無排卵(むはいらん)、黄体機能不全(おうたいきのうふぜん)といった病気があるかもしれないので、注意しましょう。

月経カレンダー手帳に生理のはじまった日、続いた日数、生理の時につらかったことなどをメモしておくと、異常があったときに婦人科の病院に行ったときに役立ちます。

強い生理痛はガマンしないように

生理痛がひどく学校へ行くのもつらく、起きていられないほどの状態を月経困難症(げっけいこんなんしょう)と言います。
10代の月経困難症(げっけいこんなんしょう)は病気ではないものがほとんどですが、あまりにつらい場合はガマンせず婦人科を受診しましょう。

生理痛を防ぐために
生活で心がけること

体を冷やさない
工夫をしましょう

冷えは骨盤内(こつばんない)の血液の流れを悪くして、生理痛を起こす大きな原因となります。体のサイズに合わないきつい下着も冷えにつながりますので気をつけましょう。

バランスの良い食事を
きちんととりましょう

栄養が足りないと血液循環(けつえきじゅんかん)が悪くなり体が冷えやすくなって、生理痛や周期が乱れやすくなります。

太るのを気にして激しいダイエットをすると、体がストレスを感じ生理がこなくなることもあります。
体脂肪の落としすぎは、冷えやすい体になるので注意が必要です。

ふだんから運動を
しましょう

生理中は激しい運動は避けた方がいいですが、日常での運動不足は冷えや血行不良の原因になります。
ふだんから体を動かして代謝のいい体づくりをしましょう。

ストレスをためないように
しましょう

ストレスは体にも心にもよくありません。
女性ホルモンの分泌をとどこおらせることになります。生活の中でじょうずに解消しておきましょう。